先日購入した「Jアプローチ 「4技能時代」を先取りする凄い英語学習法」という本についての簡単なメモ。
Jアプローチとは、
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話す力の向上をベースに読み書きと聞く力を効率よく伸ばす方法
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引用元:「Jアプローチ 「4技能時代」を先取りする凄い英語学習法」はじめに
とのことで、
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コーネル大学名誉教授で言語学者のエレノア・ジョーデン博士が開発した難言語教育法・学習法でスピーキングの習得作業をベースにして、他の3スキルの聞き、読み、書きの習得レベルを効率的にあげる方法です。
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引用元:「Jアプローチ 「4技能時代」を先取りする凄い英語学習法」はじめに
具体的なトレーニング方法については、「第3章 Jアプローチを使っての英語習得の具体的トレーニング法(メインワーク)」「第4章 リーディングとリスニングそしてライティング(サブワーク)」にまとまっています。
以下は、簡単にまとめます。(全部を書いてしまうと著者から怒られかねないので意識的に重要な部分を省く可能性があります。また自分の意見やメモを意識的に混入させています)
1.Jアプローチを使っての英語習得の具体的トレーニング法(メインワーク)
a.英作練習法による英語習得法
・グラマーを読んでポイントの理解
・英文を隠して日本文を見て即座に英語で言ってみる
→単なる英訳作業というよりも、日本文を与えられた状況と考え、「感情移入」をして英語で表現するのがポイント
・口頭での練習や暗記
・音声データを使ってシャドーイング
→英会話テキストのダイアログの丸暗記が無意味であることを力説
※國弘先生の「只管音読」なども、英文の構造や意味を理解した上での音読であることを忘れないようにしないといけない
b.ショートパッセージ単位での練習
・英会話ではシンプルセンテンスでのやり取りをすることが多いが、クラスやミーティングでの発言や説明ができるようになるためには、短いパッセージ単位で表現することに慣れる必要があるとのこと。
・この練習にはTOEFLスピーキングのIndependent型(Speaking1、Speaking2 )や英検1級の2次試験などが参考になる。
・本章では、導入・本論・結論の3つのパラグラフについて2ページでまとめているだけなので、「TOEFLスピーキング問題110(TOEFL(R)大戦略) 」のDay1〜5、「TOEFLテストライティング問題100(TOEFL(R)大戦略) 」のDay1〜Day10などで構造を学ぶ必要がある。

【CD2枚付】TOEFLスピーキング問題110 改訂版 (TOEFL(R)大戦略)
- 作者: 島崎 美登里
- 出版社/メーカー: 旺文社
- 発売日: 2014/02/25
- メディア: 単行本

【CD付】TOEFLテストライティング問題100 改訂版 (TOEFL(R)大戦略)
- 作者: Paul Wadden
- 出版社/メーカー: 旺文社
- 発売日: 2014/02/25
- メディア: 単行本
c.ロングパッセージ単位での練習
・「 Barron’s Writing for the TOEFL iBT」のモデルエッセイを参考に練習をする。

Barron’s Writing for the TOEFL iBT
- 作者: Lin Lougheed
- 出版社/メーカー: Barrons Educational Series Inc
- 発売日: 2008/10
- メディア: ペーパーバック
2.リーディングとリスニングそしてライティング(サブワーク)
a.リーディング
・リーディングマテリアル(書籍、雑誌など)の紹介等 — ※詳細は割愛します
・WiKijuniorやSimple WiKipediaを読む
・電子辞書選びのポイント
b.リスニング
・視覚情報があったほうがよい(DVDなど)
・英語字幕やスクリプトが活用できるものを選ぶ
・同じものを何度も繰り返して観る
c.ライティング
・「1.Jアプローチを使っての英語習得の具体的トレーニング法(メインワーク) 」での「b.ショートパッセージ単位での練習 」、「c.ロングパッセージ単位での練習 」に含まれている。
以上
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