今日は統計学の書籍について書かせていただきます。
「データサイエンティスト」になるためには — データサイエンス事始め(2)でも紹介させていただきましたが、「データサイエンティスト」関連の書籍については、「銀座で働くデータサイエンティストのブログ」を参考にさせていただいています。その記事に「データサイエンティストというかデータ分析職に就くための最低限のスキル要件とは」で「緑本」と言われる「データ解析のための統計モデリング入門――一般化線形モデル・階層ベイズモデル・MCMC (確率と情報の科学)」の前書きを読みました。
大学教養レベルかそれ以上の統計学の知識を前提としているのではないかと思っていたのですが、前書きによると、「確率・統計」を含めた高校数学の知識を前提としているらしいので、「統計学がわかる (ファーストブック)」のような統計の入門書の後に、「緑本」に着手してもいいのではないかと思うようになりました。逆に、高校レベルの数学はきちんとマスターしておく必要はありそうです。
ですので、以下のように進めていくのがいいのではないかと思います。
Step1
統計学の初歩の初歩を学ぶ。
・統計学がわかる (ファーストブック)
・統計学がわかる 【回帰分析・因子分析編】 (ファーストブック)

統計学がわかる 【回帰分析・因子分析編】 (ファーストブック)
- 作者: 向後 千春
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2008/12/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
Step2
統計学の初歩から入門を学ぶ。
・統計解析がわかる (ファーストブック)
・多変量解析がわかる (ファーストブック)
Step3
統計モデリングを学ぶ。
・データ解析のための統計モデリング入門――一般化線形モデル・階層ベイズモデル・MCMC (確率と情報の科学)

データ解析のための統計モデリング入門――一般化線形モデル・階層ベイズモデル・MCMC (確率と情報の科学)
- 作者: 久保 拓弥
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2012/05/19
- メディア: 単行本
参考図書
以下を辞書代わりに使用する。次のステップでこれらをメインにする。
・統計学入門 (基礎統計学)
・自然科学の統計学 (基礎統計学)
・人文・社会科学の統計学 (基礎統計学)
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